生活自立支援の紹介【看多機ふゆ】

看多機ふゆでは、施設と在宅の中間地点としての看多機ならではの生活自立支援に取組んでいます。今回はその取り組みを一部紹介いたします。

【生活自立支援とは?】
ご利用者様が入院や疾病、加齢等の様々な原因による体力低下等で、ご自身の力だけでは難しくなってきた生活動作を、ご利用者様の出来る機能に応じて、職員が一緒になって支援します。

【実際の取り組み】

今回ご紹介するご利用者様
ご利用者様
性別女性
年齢85歳
以前の状況病院を退院直後、看多機ふゆを利用し在宅生活を再開。入院前に利用していたスーパーまでの移動不安があり、仕方なくより自宅から近いコンビニで買い物を済ませている状況。
目標入院前のように、近所のスーパーまで買い物に行けるようになりたい。

ステップ①【ふゆの「通い」利用時の身体機能向上を目的としたリハビリテーション】
看多機ふゆには数種類のリハビリ器具が設置してあります。
今回は施設内で「エアロバイク」と「レッグプレス」を用いたリハビリを数週間実施し、体力・筋力等の身体機能の向上を図りました。
また、椅子や手すりを用いた自宅でも行えるトレーニングを提案・指導して、看多機ふゆ利用日以外でもご自身で自主トレーニングを行って頂きました。

ステップ②【ふゆの「訪問」利用時に実戦形式のリハビリテーション】
ステップ①である程度体力の向上が見られたところで、実戦形式のトレーニングに移りました。
看多機ふゆの「訪問」サービス利用日にスタッフと一緒にスーパーまで実際に歩きます。
こまめにバイタル測定を行い体力面での安全の確認をしながら訓練します。
移動にかかる時間や疲労感を確認。危険個所のチェックやより安全なルートの提案もしながらリハビリを進めていきます。

訪問日に実際に歩いてのリハビリ

【支援の結果】
上記のリハビリテーションを何度か繰り返したところ、ご本人様の身体機能の向上が見られると同時に、精神的な不安も徐々に解消されていきました。そして現在では以前のように一人でスーパーにまで行けるようになりました。

支援を受けてのご本人様の感想

今回は【歩行】を主目的とした生活自立支援でしたが、看多機ふゆでは他にも「自宅でお風呂に入りたい。」「お掃除や洗濯を行いたい。」といった目的での生活自立支店にも取組んでいます。今後もご利用者様の希望に応じて生活自立支援を進めていきます。

看多機ふゆに関するお問合せは施設管理者の白鳥、ケアマネジャーの三倉(TEL:054-207-9417までお気軽にお問合せ下さい。