秀慈会の人材育成

秀慈会では国の方針に沿った医療・介護の取組みを目指しており、在宅復帰をして家族の負担を最小限に
抑えて家で過ごせるよう、『認知症への理解』と『リハビリテーション』に力を入れています。
職員を教育し、認知症やリハビリテーションに関して医学的研究・臨床を行い、
常に新たな開発に挑戦し、多方面から医療と介護の充実を図っております。

看護師・介護士の教育

患者様や利用者様のニーズに適したケアを提供し、地域住民の健康回復への支援者になることを目指します。
看護・介護ともに段階的な指導を実施し、法人内外の研修会への参加や、学会活動にも積極的に取り組むことにより、専門的な知識・技術の向上を図っています。
中途採用の看護師には「中途採用看護師教育プログラム」に沿って、教育・指導を行います。
特に認知症についての勉強会を毎朝行い、認知症への理解を深めることで、全ての人がその人らしく生活できるケアを身につけます。
また、人間学としての哲学の勉強会を通して、一人ひとりが成長できるように支援し、職員の人材育成にも力を入れています。

理学療法士、作業療法士、言語聴覚士の教育

地域包括ケアシステムにおいてセラピストの活躍が非常に重要となっています。当法人でも、多職種や多事業所との連携の中でリハビリの視点を活かし、最大限の成果を患者様・利用者様に与えるためのリーダー力を持ったセラピストの育成が必要であると考えています。
秀慈会リハビリテーション科の教育理念を基に、独自の教育ラダーを用い計画的にスタッフを育成していきます。新人には、2年間で基礎的なセラピストとしての人間力、知識、技術が身に付けられるように、プリセプターをつけて、丁寧に指導していきます。また、新人以外のスタッフに対しても、担当の先輩がつき、気軽に相談できる教育環境を整えています。 在宅医療・介護サービスを幅広く持った法人の特徴を活かし、法人内だけでなく地域で活躍できる実行力のあるセラピストを輩出します。

人格向上に対する社内勉強会「社内木鶏会」

平成24年1月より職員たちによる自主的な勉強会を実施しています。テーマは「人間学」で、致知出版社より毎月発行されている雑誌『致知』を活用し、掲載される記事を題材に感想文の発表・意見交換会を行っています。
木鶏会の目的は「1. 職員一人ひとりの人生・仕事に対する意識を高め、人間力の向上を目指している。」「2. 組織内の交流を深め、他職種とのチームワーク向上、目標や方向性をひとつにしていく。」の2つです。
「木鶏会に参加することで考え方の幅が広がり、離職率が低下した」「様々な職種が参加することで、コミュニケーション力がアップし明るい職場となった」など、木鶏会が美点凝視を徹底することで各自の自己肯定感が高まり、素直に学ぶ雰囲気ができました。また、職員間のコミュニケーションの場として機能し、チームワークや共通の認識が生まれ、仕事をしやすい雰囲気づくりの一端となっています。

研究・臨床及び学会発表・論文投稿の推進

萩の里では医師をはじめ、介護士職員も積極的に学会発表や論文投稿を実施しています。特に認知症やBPSD、それに対応する少量薬物療法について症例を挙げ、日々新たな知識を培っています。

働きながら資格取得可能『介護福祉士実務者養成校』

平成27年5月に介護福祉士実務者養成校を開校しました。働きながら受講できます。学費減免あり(例 全課程16万円→6.7万円)。料金は4通りあります。